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1『あ゛百遍意自ずから通ずようですか?』

3読者速。:2010/09/04(土) 17:39:56 ID:UohwLclI0
このりんご飴は精液の味がする。

空気はぬるくねとついた粘液だった。夜の闇は開いた喉の底で、
嘔吐した風が蒸し暑く降りかかった。一刻も早くこの場を抜け出し、
正常な精神と正常な家屋にて真に人間らしい行いをせねばなるまい。

無数のヒトガタが這いずり回ってザクロを噴出させている。目と
口を縫い付けられたヒトガタは、捻り切ると簡単にザクロを零す
から近づかない。手ごろな石を投げつける。四散した。死ね。

提燈回廊を左に飛べ。無人の屋台が所狭しと並ぶ中で、四方八方
より集められた烏が、生きたまま焼かれているから。奴らがする
ようにその肉を食んでしまえば、何にでも変われるようではないか。

びちびちびちと繊維を噛み千切りながら、本来の目的に邁進せよと
お達しが通じた。白無垢の少女を追いかけなければならない。至上の
令である。それにしても立派なおっぱいだった。捕まえて是非吸おう。


4読者速。:2010/09/04(土) 17:40:41 ID:UohwLclI0
从*゚∀从「さあさ、捕まえてごらんなさい」

うはうはうはは。なんと見事なおっぱいだ。さぞや素敵なママに
なること間違いない。篠笛と和太鼓が陰気な雰囲気を飲み込み更に
不穏なものを加味する空間を、股間を熱くさせながら淫靡に酔った。
  _
(* ゚∀゚)「今すぐ揉みしだかせて頂こう」

搾乳して乳飲み子の私に餌付けしてもらうのだ。あれよあれよと
逃げ去ってしまった白無垢の少女は、今か今かと待ち焦がれているに
相違ない。闇より浮かぶ白い足跡を、喜悦に受け入れ舐め回す。

なんといじらしきことか。しかし厄介だ。なによりここは腐臭が
酷い。犬も猫も、生きとし生けるものは皆泥土に飲まれて腐り果てて
しまったか。酒を撒け。清めよ清めよ。死骸など上乗せてしまえ。

ヒトガタが一所に集まってけつを振っている。浅ましき姿に火を
放つも奴ら一向に散ることなくけつを振り続けている。一人一体
一匹づつに、首を払ってしんぜようかと気焔を吐いても無視をする


5あ゛百遍意自ずから通ずようですか?:2010/09/04(土) 17:41:18 ID:UohwLclI0
ザクロ塗れの重みにやられ、いい加減疲れてしまったというのに
奴らはまるで減りもせぬ。ヒトガタめ、ヒトガタめ。何をしている
のか。忌々しい忌々しい。なんと忌々しい所作なのか。

腐れた泥土が水境割って、泡を弾いて肉を溶かした。巨大な巨大な
赤色頭部が、まだらに生やした薄い毛に血をたっぷりとねめつけて
もがき出ようとしているではないか。おぞましきはこの音、光景。

( ゚ω゚)「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

此岸に這い出た不具の赤子は、地獄の中を踊り狂う。和太鼓が
心臓を司るも、真の臓器は空気に晒され鉄色に酸化している。
足も腹もないとはなんたる化け物。産声は世を呪う怨嗟の叫びか。

( ゚ω゚)「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

なんたる異様。骨はないのに歯牙が揃っているではないか。赤子は
手当たり次第に掴んでは喰い、掴んでは喰っていた。歯と歯の隙間から
ザクロが無数に零れておる。喉を胸を過ぎた咀嚼物は、土色に流れ出た。

無限に存在するかと思われたヒトガタを、赤子はすべて平らげて
しまった。これを震撼せずに何に震撼できよう。鉛を含んだ赤子の
相貌は、ほほを震わせ泣き叫び続けている。泣くな。泣くなら死ね


6あ゛百遍意自ずから通ずようですか?:2010/09/04(土) 17:41:59 ID:UohwLclI0
赤子の両目が私を捉えた。期待に満ちた瞳は邪悪な妖魔となんら
変わりなく、その一事を持って殺してしまいたい衝動が殺されて
しまう恐怖に塗り替えられてしまった。逃げろ、逃げねば死ぬぞ。

赤子は暴食に障害を根こそぎ喰い破りながら、逃げる私を追って
這った。屋台も提燈も最早無尽の粉屑に散って舞って、吸い込む
息に突き刺さり吐き出す息に血痰が混じった。

木も壁も槍も炎も進撃を止めるにあたわず、流れ出る汗の量は
尋常でない。このままでは枯れ果てて死んでしまう。そこに光明
現れり。大海へ続く五条大橋は脆く錆びれて折れて崩れた。

( ゚ω゚)「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

痴呆の赤子は自身の重みも顧みぬから、橋が折れるなど夢にも
思わなかったであろう。河から頭を出した叫び声が、冥府に押し
戻されていく様はなんとも愉快で壮観だ。哄笑が抑えられぬ。
  _
(* ゚∀゚)「ふははは! 愉快なり! 愉快なりィ!」

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……。あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……。


7あ゛百遍意自ずから通ずようですか?:2010/09/04(土) 17:42:28 ID:UohwLclI0
橋に地続きな白無垢の足跡は、黒塵の五重塔へ誘い寄せていた。
芳しきは花などよりもこの足跡ではないか。群がる蝶々も蛾も
違いなどない。踏み潰してくれようと足を上げても、翻って避ける。

道すがらの無音の森からヒトガタが躍り出た。すでに損傷した
皮膚からはとめどもなくザクロが溢れている。一粒齧り不味さに
吐き出したとて、不快感は収まらぬ。原型を失う数多ある頭。

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……。あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……。

なんということか。河の水を飲みきった赤子が、戻した水流を
雨として降らせ始めたではないか。鼻がもげる股間がもげる。
これは堪らんとヒトガタを傘に一駆けに慌て急いだ。

塔は静謐でこれこそ真の人間が住むべき場所よと狂喜に乱舞した。
白無垢の香りは我が粘膜に確と煉りつけられている。三段飛ばしに
駆けつけたその先に、ああ素晴らしきおっぱいが、我が手中に。


8あ゛百遍意自ずから通ずようですか?:2010/09/04(土) 17:42:54 ID:UohwLclI0
从*゚∀从「私を見て! 私を見て!」

女はお手玉を中空に回して、幻惑する淫魔を己が身に降臨させて
いる。手の中に溜まった性欲を胸の奥に押し付けると、ずるりべちゃ
べちゃ、肉と変わりて床に落ちた。たわわなおっぱいが潰れてしまった。

おっぱいの血管が蠢いて線虫が跳ね跳んだ。爪の隙間をほじくって、
拒む暇もなく侵入し皮膚の下を自由気ままに泳ぎまわった。奇怪な声を
上げて取り出そうにも手遅れなのは目に見えているが、取り除きたい。

从*;∀从「私を見て! 私を見て! 私を見て! 私を見て!」

三千二十に繰り返された私を見ては、特別な意味を持って白無垢を
幼児化させた。胸もなく髪の毛も抜け落ちた白無垢の幼女は、泣き
叫ぶ声をも幼稚にさせて加速度的に矮小になっていってしまった。


9あ゛百遍意自ずから通ずようですか?:2010/09/04(土) 17:43:21 ID:UohwLclI0
(*;∀;)「ママ! ママ! ママ! ママ!」

畳が障子が襖が梁が、火炎に飲まれて青白く燃え盛った。泣き叫ぶ
幼女は最早爪先よりも小さき姿で、言葉も何も届きはしない。蟲は
ちっぽけだから見る必要なんてない。抹消した存在はないからない。

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……。あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……。

吹きすさぶ風から求め彷徨う赤子の叫びが火を燈した。あれに
あるは森林を蹂躙し化生を喰らう鬼の遺児。近づかせてはならぬ、
近づかせてはならぬ。和太鼓は私から鳴り響いて止まらない。

いよいよもって激しさを増した篠笛に導かれ、燃える家屋に燃え
焦げるヒトガタ共が集結した。目が口が焼けて戒めから解かれ、
断末魔の叫びと共に侮蔑の声と視線とザクロを撒き散らした。

ヒトガタの腹から手から、空虚に開かれた内部から私の顔が浮かび
上がってきた。私の顔はこんなだったか? いやいや、これこそが
私の顔のはずだ。違う、うるさい、私はママではない。ママではない。


10あ゛百遍意自ずから通ずようですか?:2010/09/04(土) 17:43:49 ID:UohwLclI0
  _
( ゚∀゚)「ハインはおっぱい大きいなあ」
  _
( ゚∀゚)「ハインのおっぱい吸ってもいい?」
  _
( ゚∀゚)「ハインはいいママになるよ」
  _
( ゚∀゚)「ハインのこと幸せにしてあげるよ」
  _
( ゚∀゚)「ハインは子供何人欲しい?」
  _
( ゚∀゚)「ハイン、ママになったんだよ!」
  _
( ゚∀゚)「ママ、ぼくもおっぱい吸っていいかい?」
  _
( ゚∀゚)「ママのおっぱいちゅうちゅう」
  _
( ゚∀゚)「ママはママだよ。何があってもママはママだよ」
  _
( ゚∀゚)「ママ、具合はどう?」
  _
( ゚∀゚)「ママ、ママ、ママ、ママママママママ」
  _
( ゚∀゚)「ママァー、ママァー」
  _
( ゚∀゚)「マァ~! マァ~! マァ~! マァ~!」


11あ゛百遍意自ずから通ずようですか?:2010/09/04(土) 17:44:22 ID:UohwLclI0
从;∀从「違う、違う、私はママじゃない! ママじゃない!」

だってほら! 服を脱いでもおっぱいがない。皮膚なく二つの
乳房型にこそぎ落ちた胸には、血溜まりの獣面がいる。泳ぎきった
線虫が赤黒く浮いた肉片から、いくつもいくつも顔を出していた。

釣瓶落としが鏡を持って降り注いできた。映った顔は私じゃない。

从;∀从「違う、違う、私はこれじゃない! 私はあれだ!」

ヒトガタに浮き出た顔を指差してもその先は開いた口に咥えられた。
次から次から零れ出るザクロが私の中に満ちていく。目、鼻、口、
耳、尻、膣、穴という穴から、ヒトガタ共は自分を捻じ込んでくる。

( ゚ω゚)「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

みるみる内に膨張する腹を突き破らんとするヒトガタを、不具の
赤子が牙を突きたて喰っていった。燃えるヒトガタ、燃える赤子。
燃える塔のその中心で、私の股から地獄が産まれる。

( ゚ω゚)「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

从;∀从「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!』

地獄絵図。                       
                           <了>


[ 2010/09/06 06:57 ] 三国志Z作品 | TB(0) | CM(4)

面白い。
[ 2010/10/24 21:18 ] [ 編集 ]

意味わからん
[ 2010/10/01 19:33 ] [ 編集 ]

神曲に似てるな、と思った
[ 2010/09/08 04:13 ] [ 編集 ]

難しく見える言葉を、意味もわかっていないのに無理に繋ぎ合わせてる感じ。使い方を間違えてる言葉がいくつかあった。狂気を演出したかったのかと思うが、失敗に終わっている。
[ 2010/09/07 21:02 ] [ 編集 ]

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