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三国志Zで麻雀大会が開かれるようです 第6話




   *   *   *



 プレマッチの最終戦が行われる直前、私は自分の勝ちを盤石なものにすべく、
 相手3人にちょっとした“毒”を盛る事にした。

 チャットにて、とある罰ゲームを伝えたのだ。


( ´_マ`)「ああそうだ、急ですみませんが…。
      このプレマッチで最下位だった人には、ブログに載せる反省文を書いてもらいますんで」

(;´ω´)(;ゅωゅ)(;b^o^e)「ええっ、聞いてないよー!」


 「何も終了間際のこのタイミングで伝えなくてもいいだろう。
 言うなら一番最初に言っておくべきだ」と、自分の台詞ながらそう思う。


( ´_マ`)「うん、さっき思い付いたばかりだからね」

(;ゅωゅ)Σ 「突発かよ!」


 それでも一計を投じたのは、
 やはりこの試合に勝ちたいという一心がそうさせたのである。

 私は、まがりなりにも麻雀プロという肩書を持っている。
 麻雀が勝ったり負けたりを繰り返すゲームだとはいえ、
 やはりプロがアマチュアに負けるというのは相当に格好がつかない。

 「麻雀プロを代表してこの場で打っている」と言えば少し大袈裟だが、
 それくらいの気持ちで卓へ付いているつもりである。
 もし私が負けてしまうと、
 記事を読んだ人に「なんだ、プロって大したモンでもないんだな」と
 思われてしまいかねないからだ。

 そのため今回は手段を選ばずに、この罰ゲームを決めさせて頂いた。


( ´_マ`)「まあホラ、そんなに過激な罰じゃないからいいっしょ?
      スコア的にも、全員にチャンスがあるわけだし」

(;b^o^e)「ううむ、まあ…わかりました…」

(;´ω´)「自分がビリになる可能性が少ないからって…」

(;ゅωゅ)「ヤだもう、この人ったらホント強引なんだからン…」


 渋々、と言った具合で受け入れる3人。
 狙い通りだ。


( ´_マ`)(よしよし…)


 ちなみに、何故こんなペナルティを決めたかというと。
 麻雀というゲームが、一人の打ち手が普段と違う打牌をすると、
 結果が紛れてしまうものだからだ。

 負けている人間が逆転を狙って無理な大物手を作ろうとしたり、
 アガれる安手をあえて見逃したりする事により、
 本来なるべき結果が歪んでしまうという事象がしばしば起こるのである。

 現在首位につく私からすれば、荒れた場になるのは勘弁願いたい所。
 そのため、マイナスの人間もラスを免れるべく、
 普通にアガリに行くような制約を設けたのだ。

 汚い、と仰る方もおられるだろう。
 私自身でもそう思う。

 繰り返すが、それでもこの対局に勝ちたいのだ。


( ´_マ`)「さて、それじゃ…最終戦、そろそろ始めますか」


 私は自らを落ち着かせつつ、そう切り出した。



   *   *   *



 プレマッチ最終第3回戦。
 ここは、私の満貫で始まった。

 十オナ氏から2巡目リーチが入るも、
 赤赤の配牌を貰った私が追い付き、カンチャン待ちのダマテンをツモった形だ。

 三萬三萬三萬四萬五萬六萬六萬六萬四筒五筒赤六筒三索五索赤 ツモ四索 ドラ二萬

 リーチに一索七索が通ったので、他家がスジを追い、
 四索を切ってくれるのではと思っていたのだが…。 

 10巡目、うっかり自分で引き当てた。


( ´_マ`)「ツモ、2000・3900」

(;ゅωゅ)「グッ…!」


 本音を語ると、この満貫ツモで「勝った」と思った。

 簡単に言えば、私は、BE氏・めろんちゃんに大きく叩かれないようにしつつ、
 十オナさんとの着順勝負を制すれば良い。

 要するに、マークはトータル2位の十オナ氏。
 私がプラスの2着で終わったとしても、十オナ氏がトップで終了した場合、
 マクられてしまうからだ(それでも、2500点差以内の僅差決着なら大丈夫なのだが)。

 だが、東1局から満貫分をリードしてしまえば、下位2人への差し込みやわざと鳴かせ所を切る等、
 十オナ氏を浮かせないような着順操作がしやすくなるのである。
 最下位のペナルティを設けた事により、彼らもラス逃れでそこまで大物狙いはして来ないはず。

 それゆえの、勝利の確信だった。


( ´_マ`)「…」

 しかしながら、当然気を抜くわけにはいかない。
 道中に形式テンパイなどで細かく稼ぎつつ、迎えた親番。


(b^o^e)/「まだまだ!リーチ!!」

 二萬三萬四萬五筒五筒六筒七筒八筒三索四索四索五索六索 ドラ四筒


 BE氏からメンタンピンの先行リーチが掛かるも、
 駄目押しのつもりで、私はヤミに構えた親のツモッパネを決める。


( ´_マ`)「ツモ、6000オール」

七萬七萬八萬八萬九萬九萬四筒五筒赤五筒二索二索四索四索 ツモ四筒 ドラ四筒

 それは、事実上の勝利宣言だった。
 これで私の持ち点が一挙に5万5千までに膨れ上がったのだ。
 他家の心を折るには十分なアガリだったと言えるだろう。


(;b^o^e)「う…」

(;´ω´)「ダメだ…」

(;ゅωゅ)「勝てない…」


 ここから、彼らの思考は「いかにして罰を逃れるか」にシフトチェンジする。
 以後はもう、3人によるラス争いの麻雀だ。
 こうなるのもまた、狙い通り。


(;´ω´)「チー!」

(;b^o^e)「ポン!」

(;ゅωゅ)「リーチ!」

( ´_マ`)「…」


 そんな、熾烈な応酬が繰り広げられる中。
 彼らをあざ笑うかのように───


( ´_マ`)「…ロン、7700」

 五筒六筒一索一索一索二索二索四索五索六索 ロン四筒 五萬横四萬六萬 ドラ一索

\(b o e)/ メガネパリーン


 私がBE氏をトバして、試合の幕を下した。
 自分で言うのも何だが、一人浮きの完全勝利、である。


 
 【3回戦】

 麻雀世界 +68.8  めろん +6.7  十オナ ▲25.1  BE ▲50.4


 【最終成績】

 麻雀世界 +122.1  十オナ ▲4.4  めろん ▲37.6  BE ▲80.1



   *   *   *



 では、ここで。
 BE氏の書いてくださった文章を掲載させて頂く。



  『プレ対局反省文  執筆・BE』


 大概の場合勝負事において、敗者に言葉は無い。
 何もこうして負け犬の遠吠えを晒す必要など無いのだが、
 今回は罰ゲームということなので遠慮なくやらせていただこうと思う。
 また同時に、これを見ている方にとって
 今回の対局を理解する一助になれれば幸いである。

 今回の対局は、三国志麻雀大会のプレ対局という位置づけで行われた。
 けれども、私にとってそんなことはどうでもよかった。
 ただ競技プロに挑戦できる。そして、六段(十オナさん)と同卓できる。
 その点だけが私にとっては重要だった(大体、三国志がどういう祭りかすら
 今も私はよく分かっていない)。
 卓を壊すのではと不安だったが、競技プロと対戦できる機会は少ない。
 このチャンスを逃す手は無い。

 前置きが長くなったが、麻雀世界さん、六段、ブーン速さん、私の順位は順当だろう。
 麻雀世界さんは競技プロ、六段は天鳳六段、
 ブーン速さんは(麻雀世界さん曰く)四段から五段クラスの力があるということだから
 四段でR1800に達していない私が、実力的に一番下になる。
 つまり、当然の結果が出ただけの話だ。

 当然の結果とはいえ、納得していると言えば嘘になる。
 一晩経った今も悔しくて、牌譜を見る気にすらならない。
 理論、メンタル、感性、それらの面で同卓者に全て上を行かれていた。

 敗因は、私の揺れにあると思う。欲を出しすぎて、順位にこだわってしまった。
 この辺のニュアンスを説明するのは難しいのだが、本来自分の順位だけでなく
 同卓者の順位にも気を配っていく自分のフォームを崩した、と言えばいいだろうか。
 あくまでも、プロに指導を受けるというスタンスで臨むべきだった。

 一つだけ言い訳をさせてもらえば、罰ゲームの内容と発表のタイミングは実に絶妙だった。
 2戦目終了時のタイミングで、最下位の顔晒しとこの反省文。
 少なくとも私にとっては、とても冗談に聞こえなかった。
 真剣にプロバイダとの契約を打ち切る事を考える程度には。
 
 それが無くとも負けてはいただろうが、
 こうまでワンサイドにはならなかったのではないか。
 六段とブーン速さんには、申し訳ないと思う。
 特にブーン速さんは、熱がある中での参加だったらしい。
 体調管理も勝負の内と言ってしまえばそれまでだが、
 そんな状態の人に負けたのだから話にならない。

 麻雀は、残酷なゲームだ。
 相手がどんな実力者であれ、ハンデは無い。
 どんな相手にでも、全力でパンチを振るうことが出来る。

 終了後の麻雀世界さんの

 「手加減するのを忘れてたわwww俺プロの方でも結構強い方だからwwww」

 という発言も、あながち煽りに聞こえない。
 そう言わせてしまった、自分の無力さを恥じ入るばかりだ。

 釈迦に説法もいいところだが、
 あえて私が麻雀世界さんに注文することがあるとすればアマへの対応になるだろう。
 競技プロは牌譜の創作者で、いい創作者は大抵の場合エゴイストだ。
 その辺りは私もある程度理解しているつもりだが、まだ追いついていないのかもしれない。
 (もしかすると麻雀世界さんは、あえてヒールの役をやられているのかもしれない)

 しかしそれでも、余計な敵を増やす必要は無い。
 自らの全人格を卓上に置くプロ相手であれば、
 遠慮容赦なくフルボッコにした上で煽っても問題は無いのかもしれない。
 だが、アマに対しては別問題だ。アマはそこまで覚悟を決めているわけではない。
 少なくとも、私はそうだ。

 天牌の入星さんのように、同卓したアマに刺されるリスクを無闇に増やす必要は無い。
 プロが殺されるのであれば、勝負の上、卓の上であるべきだ。

 私は競技プロに対して、2つの感情がある。
 彼らの身に付けた技術に対する尊敬と、それをアマに遠慮容赦なく振るう事実に対する怒りだ。

 しかし麻雀世界さんに対しては、感謝と同情もある。
 私たちアマに対してのファンサービスに対する感謝と、私のような人間に目をつけられた不幸への同情だ。
 既に私は、今回同卓した3人をSAISEN予定リストの割と上の方に入れている。
 これはもう、気の毒としか言えない。

 肝心の三国志本大会だが、私はむしろ参加者が減るのではと懸念している。
 やはり麻雀世界さんの力はアマと比べれば圧倒的だし、六段とブーン速さんの打ち筋も確かなものだ。
 参加者の方は鬼ヶ島に一人、徒手空拳で行くようなつもりで参加して欲しい。

 もちろん参加者を増やしたいがためのプレ対局ではあろうが、
 そんな苦しい状況からでもどうにか一矢報いたいという人だけが参加すべきだとも思う。
 それだけ、プロとの力の差を感じた。



( ´_マ`)「長えよwwwwwww」

(;´ω´)「流石BEさん…」

( ゅωゅ)「執筆、まで読んだ」



   *   *   *



 かくして。
 ブーン系麻雀最強位決定戦、そのプレ対局は私の優勝という形で終了した。

 正直な所を言うと、相手が強豪揃いだっただけに、
 プロという肩書の面目躍如が出来た事に安心している。

 そういった形の無いものにこだわり過ぎている節があるのは、重々承知してるのだが…。

 大会本番に参加してくださる方々にとって、大きな壁でありたい。
 そういった考えを、開催を決意した時からずっと抱えていた。
 主催者としてだけではなく、一人の打ち手としてその場にいる事で盛り上げ役になれれば、
 私にとってこれ以上の幸せは無いからだ。

 一人の競技者として、普及人として、またブーン系作者として。
 様々な側面からの思いを胸に、大会を成功させたいと思う。



 麻雀とは、その魅力とは、一体何なのだろうか。

 私は時折、思いを馳せる。
 だが未だにその答えは見つかっていない。

 それでも、私には一つ言える事がある。
 「そんな答えなどわからなくとも、麻雀は楽しい」という揺るぎない事実だ。

 出来る事ならば、これを多くの人に知ってもらいたい。
 今はただその一念で、22日、
 皆さんと対局するのを心待ちにしている次第である。


( ´_マ`)ノシ 「それじゃ、皆さん。当日、会場のチャットとVIPに立てるスレでお会いしましょう」
 




       ─── 三国志Zで麻雀大会が開かれるようです 完 ───











三国志Zで麻雀大会が開かれるようです インデックスページへ










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[ 2010/08/20 13:32 ] 麻雀 | TB(0) | CM(4)

あ、今日なのか……
ちくしょう、参加できねえ
[ 2010/08/22 04:13 ] [ 編集 ]

やるなぁ
けど当日は負けんぜよ
[ 2010/08/21 08:29 ] [ 編集 ]

beざまあwwww

[ 2010/08/20 22:47 ] [ 編集 ]

乙!
[ 2010/08/20 20:47 ] [ 編集 ]

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