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三国志Zで麻雀大会が開かれるようです 第4話





   *   *   *



 ブーン系麻雀最強位決定戦。
 その本番に先駆けて行われるプレマッチが、遂に始まった。


 赤アリの東南戦で3半荘、という短期決戦で行われるこの対局。
 まず最初にリーチの咆哮を上げたのは、東1局、北家のめろんちゃんだった。


( ´ω´)(プロと高段者をなぎ倒して名前を上げ、おれもJKをネゲットしてやる…)

( ´ω´)「リーチ!」


 意気揚々と、攻めて出るめろんちゃん。

 だが実の所、その手はシャンポン待ちのリーチのみ。
 俗にブタリー、あるいはクソリーと呼ばれる類のものである。 

 三萬三萬五萬六萬七萬一筒二筒三筒四索四索七索八索九索 ドラ四萬

 待ちの片割れはドラ表示牌でアガリづらく、ドラや赤も無い。

 しかしながら、その捨て牌が強かった。

 西南東中九筒一萬
 一萬白九索横

 端牌ばかりで、読みようが無い。

 囲碁や将棋と違い、麻雀は敵の手牌やツモ山など見えない部分が多いゲームである。
 こんな捨て牌で曲げて来られれば、中身を知らない相手は当然、身構える。
 もちろん、世の中には「わからないから気にしないで進める」と言う打ち手も多数いるが…。

 
(;ゅωゅ)(;b^o^e)(;´_マ`)(うーん…)


 開局早々からの放銃など、誰しも望まないだろう。
 皆が受けて回し打ち、結局ここは流局する。

 1人テンパイとなり、開かれるめろんちゃんの手牌。
 その中身を見て、愕然とした。

 通常であれば、彼の手はドラの四萬引きか
 四索の近辺を引いてのピンフになるまでリーチを自重する形である。

 にも関わらずそう来たという事は、「ヒヨってオリろ」という戦略が入っていたのだ。
 そして、遅れを取った3人がまんまとその策に嵌ってしまったのである。


( ´ω´)(へへっ、テンパイ料ごちそうさま)

(;´_マ`)、「…」


 めろんちゃんからそんな嘲笑が聞こえてきそうな、
 自分にとってなんとも後味の悪い開局だった。



 次局。
 またしても、めろんちゃんから先行リーチが入る。


( ´ω´)「もち毛リーチッ!」


 南發九索一萬七索四筒
 九筒五筒三索横

 このような捨て牌で、ドラは中


( ´ω´)ヘヘン

( ´_マ`)「……ふむ」


 それを受けた私の手はまだ言うほど形になっておらず、ここも見(ケン)に回る。

 前局の例もあるが、今回こそ本手が入っているかもしれない。
 今一度、様子を探ってみよう。
 そのように考えたのだ。


( ゅωゅ)「…」


 が、十オナ氏はそうではなかった。

 二萬二萬三萬五萬赤五萬六萬七萬三筒四筒五索赤五索五索中 ツモ二萬 ドラ中

 この幅広いイーシャンテンになった所で、彼がドラの中を勝負して、決着が付く。


( ´ω´)「ロン…ッ!」


 倒された手牌は、中六索のシャンポン。
 ツモり三暗刻形の、大物手だ。
 
 四萬五萬六萬二筒二筒二筒四索四索四索六索六索中中 ロン中 ドラ中


(;ゅωゅ)、(グッ…!瓜科植物のクセに…!!)


 この放銃はおそらく、東1局のブタリーが影響しているのだろう。
 「どうせ今回も大した事がないのだろう」というミスリードを誘発し、
 それが振り込みに繋がったに違いない。


( ´_マ`)(へえ、めろんちゃんも中々やるじゃないの…)


 裏ドラは乗らず、リーチ・中・ドラ3、満貫の横移動。
 これにより、序盤からめろんちゃんが頭一つ程抜け出す格好となった。



   *   *   *



 それから、私にはしばらくチャンスが回って来なかった。
 アガれそうな配牌は来ず、牌勢は依然として悪い。
 BE氏の満貫ツモや十オナ氏の1300・2600ツモなどで削られ、ジリ貧といった具合だ。

 現在私は、19400点持ちの3着目。
 トップのめろんちゃんまで、1万6千点差も離されている。

 それでももちろん、戦いを諦めたわけではない。


( ´_マ`)(ぼちぼち勝負手が来ると思うんだけどなァ…)


 それは、南場の親番も軽く流され、そんな淡い事を考えながら迎えた南2局。

 一萬一萬四萬七萬六筒七筒八筒八筒二索東南西發 ツモ西 ドラ西

 第1ツモでドラ西が重なった瞬間、私は「ここだ」と悟った。

 もう残り3局。浮上するキッカケは、この局しかないだろう。
 この手は是が非でもアガり切りたい所だ。

 そう思いつつ手を進めるも、必要牌を引いて来ない。
 手が進まずモタついている内、次第に焦りが募り出す。


(;´_マ`)(ツモが効かない事には話にならないんだよな…)


 そんな11巡目。
 例によってめろんちゃんからリーチが掛かった。
 この半荘、決めにかかる算段なのだろう。


( ´ω´)「おにぎリーチですよ。。。」

( ´_マ`)(…やはり来たか)


 しかし、今回勝負に来たのは彼だけではなかった。
 ほどなくして、BE氏も追い掛けリーチと来たのである。


\(b^o^e)/「電波リーチィ!」

(;´_マ`)(あ、それは予定外)


 2軒リーチで、一気に煮詰まる局面。
 親の十オナ氏も役牌を仕掛けており、まさに誰がアガリ出すかわからない状況だ。
 一方私の手は、未だリャンシャンテン。


1回戦南2局



 だがそんな折、ここから5巡ほどして私の元にも僥倖のテンパイが舞い降りた。

 四萬五萬七萬八萬九萬一筒四筒四筒六筒七筒八筒西西 ツモ西 ドラ西

 3枚目のドラ西を引いてテンパイ。
 ここまで来たら、当然一筒勝負だろう。
 私は少し力を込めて、リーチの喧嘩と出る。
 もしこの場に観客がいたら、この半荘一番の盛り上がりを見せていたであろう。

 そして、アガリ牌の三萬が出てくるまで、そんなに時間は掛からなかった。


( ´_マ`)「…ロン」

(;´ω´)「あうっ…」


 掴んだのは、めろんちゃん。
 リーチ・ドラ3、満貫の放銃である。
 トップ目から転げ落ちる、痛恨の振り込みだ。


( ´_マ`)(点棒あるのに、ちょっと“おいた”が過ぎたのよ、めろんちゃん)


 一方アガった私は、供託リーチ棒を含めて1万点の大きな収入。
 苦しい展開から一転、トップに踊り出た格好である。

 それから南3局は私が軽く仕掛けて2000点で捌き切ると、


\(b^o^e)/「リーチツモ、700・1300」

( ´_マ`)(…よし)


 オーラスはBE氏による2着狙いのアガリによって、この半荘が終了。
 そのまま逃げ切る事に成功した。


( ´_マ`)(ま、こんなもんかな)

(b^o^e)(この展開で2着なら御の字です)

(;´ω´)(トップ目から3着に…)ションボリ

(# ゅωゅ)(このクソメガネ野郎…!またラスを押しつけやがって…!!) ギリッ


 【1回戦】

 麻雀世界 +40.7  BE +9.2  めろん ▲16.1  十オナ ▲33.8




 続く。









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三国志Zで麻雀大会が開かれるようです 第5話








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[ 2010/08/17 06:03 ] 麻雀 | TB(0) | CM(4)

ちゃんとblog書いてるのあんただけだな。
現行も更新して、偉いよ。
応援してる。
[ 2010/08/18 19:03 ] [ 編集 ]

めろんちゃんなんでリーチしたん……
[ 2010/08/18 08:43 ] [ 編集 ]

麻雀わからんけど面白いな
心理的な駆け引きが燃える
[ 2010/08/17 20:27 ] [ 編集 ]

面白い
[ 2010/08/17 19:28 ] [ 編集 ]

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