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三国志Zで麻雀大会が開かれるようです 第3話





   *   *   *



(b^o^e)「ほう…。プレ対局を…私が、ですか」


 BE氏はいかにも意外そうな口ぶりで、そう返事をして見せた。

 麻雀大会の事前企画としてプレ対局をする事になり、
 めろんちゃん・十オナ氏・私に続く4人目のメンツとして、私は早速彼に誘いの声を掛けたのである。


( ´_マ`)「ええ、4人目はBEさんが適役かな、と思いまして」

(;b^o^e)「うーん…」


 しかし、何やら気が弾まないらしい。
 彼ならば諸手を上げて承諾してくれると私は踏んでいたのだが、
 その予想が見事に外れた格好だ。


( ´_マ`)「ふむ、あまり乗り気じゃないようですな」

(b^o^e)「ええ、私よりもっと相応しい打ち手がいると思うんですよね。
     正直このメンツが相手だと、雀力的にも盛り上がり的にも私では荷が重いような気がして…」

( ´_マ`)「いやいや、そんな事はないですよ…。
      BEさんが最も適していると思ったからこそ、真っ先に声を掛けたんです」


 私がそうやって説得しようとしても、中々首を縦に振らないBE氏。
 挙句の果てには、彼の思い浮かぶ代役になりそうな人の名前を羅列し始める有様だった。
 どうやら相当に気が引けているらしい。

 しかし私としても、このまま引き下がるわけにはいかないだろう。
 何か、彼が食いつくような発言をしなければ。


( ´_マ`)「いや…実はですね、十オナさんのご指名でもあるんですよ」

(b^o^e)「ほう、六段が」


 お、やはりココに食いついたか。
 内心でニヤリと笑いながら、私は続けた。


( ´_マ`)「ええ。十オナさんが、BEさんと決着をつけたいと仰ったのです」

(b^o^e)「…」

( ´_マ`)「あの野郎の瓶底メガネだけは叩き割らないと気が済まないのです、とね」

(b^o^e)「…六段が、そう仰ったのですね……」


 この“六段”とは、彼が十オナ氏を呼ぶ時に使う独特の呼び名である。
 ネット麻雀・天鳳の段位から、そう呼称するようになったらしい。

 そして、その“六段”の名前をいやらしく出すと、彼は期待通りの返答をしてくれた。


(b^o^e)「…わかりました、いいでしょう。受けて立ちますよ。
     あのBL野郎のケツメドに、シャーペンでもブッ刺してやりましょう」


 作戦成功、である。
 やはりと言うか何と言うか、彼は彼で十オナ氏に対して並々ならぬ思いがあるらしい。

 私はそう察しつつ、お決まりのお礼を述べた。


( ´_マ`)「おお、ありがとうございます!」

(b^o^e)「では日程は、来週ということで」

( ´_マ`)「ええ。ではまた、対局日にお会いしましょう…」


 会話を終え、軽く安堵のため息を吐く。
 一度はどうなる事かと肝を冷やしながらも、
 最終的には対局メンツの4人が思い通りに決まったのだ。

 しかし同時に、犬猿とも言える2人を引き合わせるのに一抹の不安を感じる。
 

( ´_マ`)(まあ、お互い良い年齢だし、ケンカをし出すなんて事は無いだろうけど…)


 そう考えつつ、私はこの前のチャットを思い出した。



━━━━━━━━━
━━━━━━
━━━



( ゅωゅ)「あれは…もう3年くらい前の事でしょうか…」


 やや凍りついた場の空気を和らげるように、また自らの怒りを鎮めるように、
 十オナ氏はゆっくりと語り出した。


( ゅωゅ)「私も麻雀モノの中編作品を書き上げ、投下したのです」

( ´_マ`)「へえ…」

( ´ω´)「下手なりに、ですな」(※)


※( ^ω^)ブーンは下手なりに麻雀が大好きなようです


( ゅωゅ)「これは私が作者デビューする前から構想を練っていたもので、思い入れの強い作品でした」

( ´ω´)「十オナさんもメッチャ麻雀が好きですもんね」

( ゅωゅ)「そして投下するに至ったのですが…。その第1話を、BEさんはまとめてくださったのです」

( ´_マ`)「ん、ありがたいことじゃないですか」


 投下した作品をまとめてもらったら、通常であればその作者は感謝こそすれ、
 怒りを覚えるような事は無い筈である。

 私は眉をひそめながら、彼の発言を待った。 


(# ゅωゅ)「でもあの人は、2話以降をまとめてくれなかった…!」

(;´_マ`)「え、そんな事あるんですか?何かの間違いじゃ…」

( ゅωゅ)「いえ、本人と話したんです。
       その理由は、作中のクーの打牌が自分の麻雀観にそぐわなかった、と」


 BE氏は麻雀に造詣が深い分、こだわりも同じように強そうなタイプではある。
 競技指向とでも言えば、あるいは卑近か。

 だが対する十オナ氏は、割とリベラルで現代的な麻雀思想を持つ。
 「なるほど、全くあり得ない話ではないか」と私は思った。


( ゅωゅ)「結局どうにか説得して、2話以降もまとめてもらう事になったのですが…」

(;´_マ`)(じゃあ別にいいじゃん…)

(;´ω´)「まだ、事件はあるんですよね…」

( ゅωゅ)「そう。その1年後、私はブーン系である麻雀大会を主催したのです」

( ´_マ`)「…ほう」

( ゅωゅ)「参加人数こそ少なかったんですけどね。私は最後、彼と戦う事になりまして」

( ´_マ`)「…」

(# ゅωゅ)「そんな一件があったので、どうにか沈めてやろうと思っていたのですが。
       結果、逆に私がマイナスにされ、挙句最下位を押しつけられ…!」

(;´_マ`)(んー、別にBEさん悪くないんじゃないのコレ…)

( ゅωゅ)「それ以来、私はあの人を宿敵と思うようになったわけです」

( ´ω´)「それは麻雀談義を見てて、おれも気付いてました。そしてきっと、BEさんも同じでしょう。
       2人の掛け合いは、傍から見ててもお互いライバル心が剥き出てましたもの」

( ´_マ`)「なるほど、そういった経緯があったわけですか…」


━━━
━━━━━━
━━━━━━━━━



( ´_マ`)(ま、熱くなるだけなら大いに結構…か)


 そこまで記憶を辿ると、私はタバコに火をつけながら、そう考えを改めた。
 必要以上に気に掛けてしまえば、麻雀に集中出来なくなってしまう可能性があるからだ。

 対局が決まった以上、主催の立場とは言え、3人は敵である。
 これ以上に彼らの敵愾心を煽ってヒートアップをさせるのはいささかやり過ぎだが、
 このままで敵の冷静さが少しでも失われるのならば、無理をして穏便に進める事もないだろう。
 やはり、このまま放置しておくのが適策か。

 しかしながら。
 そんなメンツで織りなす麻雀は、一体どういった展開になるのだろう。


( ´_マ`)「ふふ、楽しみだな…」


 思慮を巡らせ、そう呟く。
 妄想にふけながら吸うタバコは、実に美味い。

 だが楽しい時間は早く流れるもので。
 ほどなくして短くなった吸殻を、灰皿にぐしぐしと押し当てた。

 もう少し空想を走らせたい気もしたが、この日はそれもそこそこに、そのまま就寝する。


 ───そして。


 瞬く間に時は過ぎ、対局の日を迎えた。



 続く。





 ※作者注

 この物語はブログ記事用にオモシロおかしく書き上げたもので、
 実際の所、BEさんと十オナさんに作中のような確執は一切ありませんので、あしからず。
 彼らはラブラブです!










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三国志Zで麻雀大会が開かれるようです 第4話








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[ 2010/08/07 06:01 ] 麻雀 | TB(0) | CM(0)

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