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三国志Zで麻雀大会が開かれるようです 第1話





 麻雀とは、その魅力とは、一体何なのだろうか。

 私は時折、思いを馳せる。
 だが未だにその答えは見つかっていない。

 それをよく知らない人間にとっては、単なるゲームにしか過ぎないだろう。

 しかしながら、中国では時の宰相に
 「人を堕落させ、国を滅ぼす」とまで言わしめた遊戯である。
 そんな麻雀の面白さに取り憑かれてしまった私には、
 単なるゲームと言い切る事など到底出来そうにない。

 卓上に積まれた136個の牌は、
 その組み合わせにより無限に近いドラマを繰り広げる。
 打ち手の苦労が報われることもあれば、無情に散ることもあったろう。

 そんなドラマ達は、人々にたくさんの感情を与えてきた。
 歓喜、憤怒、悲哀、愉悦。
 多くの人間が手牌を人生に重ね合わせ、
 牌の巡りに一喜一憂してきたに違いない。

 そしてそれは、これからも変わらないだろう。
 この悪魔じみた魅力が尽き果てる事は、
 人類が滅びぬ限り、決して無いのだから。





      ───三国志Zで麻雀大会が開かれるようです───





( ´_マ`)「ううむ、筆が走らんな…」


 私は嘆息を吐きつつモニターから視線を外し、天井を見上げた。

 麻雀プロという珍妙な職業を営むかたわら、趣味として
 “ブーンは麻雀の世界に生きるようです”という生首小説を書き始め、しばらく経った。
 だが未だに、創作するという事に慣れないでいる。 


( ´_マ`)「あーダメだ、書けん」


 特に、この数日間はずっとこんな状態だった。 
 俗に言う、スランプというヤツだろうか。

 そもそもこの読み物は、ある日偶然にブーン系小説というものを知った私が、
 麻雀の楽しさを少しでも知ってもらえたら、
 自分の知るその世界の面白さを伝える事が出来たら、
 という思いで書き始めたもの。

 しかしながら、創作というジャンルは自分にとってアウェイであり、
 スタイルは見よう見まねが主である。
 そのため、すらすらと文章が生まれてくるわけではなかった。
 1レスを仕上げるごとに難産しているのだ。

 それにしても、最近の進展具合は病的だと我ながら思う。
 なんせ、30分掛けても1段落すら進まないのだ。


( ´_マ`)「んんッ…」


 ぐぐぐと両手を伸ばし、深呼吸をして気分転換を図る。
 それから再びキーボードに手を戻すも、相変わらずそれが動き出す気配は無い。 

 参ったな、前話を投下してからもう1ヶ月以上経過したというのに。
 このままでは、最新話を投下する際にまた
 「久しぶりだな支援」とか「もう来ないんじゃないかと思ってたぜ」なんて
 言われてしまうだろう。

 足掛け4年。
 にも関わらず、その話数はだった11話。
 自分としてもいい加減この遅筆癖をどうにか治したいのだが…。


( ´_マ`)(何かテンションの上がる事が起きないかなぁ) 


 仕舞いには、こんな現実逃避のような淡い考えが脳裏をよぎる始末だった。

 気持ちを高ぶらせてくれる出来事なんて、
 そう簡単に起こる筈が無いのはわかっている。
 わかってはいるのだが、いかんせん筆が進まない。

 まったく。毎度毎度、自分の事ながら情けなくなるな…。

 そう自嘲しつつ、沸き上がるモヤモヤを少しでも和らげるべく、
 私はタバコに火をつけて紫煙をくゆらせる。


( ´_マ`)「はあ…」


 そして思い付いたように時計へ目をやると、短針はもう夜中の3時を回ろうとしていた。



   *   *   *



 それから数分が経った頃。
 ぼんやりとまとめサイトを巡回していると、
 スカイプの無機質なチャット音が私の耳に届いた。

 「またスパムか?」と眉間にシワを寄せつつ、開かれたウィンドウに視線をやる。
 するとそこには、『十オナ氏』と書かれていた。


( ´_マ`)「…!」


 そう。
 チャットの発信主は、私の数少ないブーン系関連の友人、
 十オナと呼ばれている男だった。
 
 初期の頃からこの生首小説の世界に身を置き、
 数々の作品を書き上げて投下してきただけでなく、
 まとめサイトや感想ブログなども運営しているブーン系功労者の一人だ。

 そんな彼とは今流行りのツイッターで知り合ったのだが、
 麻雀が趣味ということで良い関係を保っていたのである。


( ゅωゅ)ノ「やあやあ麻雀世界殿。調子はどうです?」

( ´_マ`)「いやあ、さっぱり筆が進まなくてねえ…。
       気分転換にエロ動画でも見ようかと思っていた所ですよ」

( ゅωゅ)「うふふ、お盛んですなあ」

( ´_マ`)「十オナさんこそ最近BL系のゲームを始められたようで」

( *ゅωゅ)「そうそう、男が男の耳元にフッって息をかけたりするのがたまらんのです」

( ´_マ`)「キメェwwwwwww」


 少しの間、雑談に花が咲く。

 しかしながら彼との交流は主にツイッターがメインであり、
 このようにチャットで会話をするというのは中々に珍しい。
 それに、この深夜の、唐突なタイミング。

 私は何か特別な要件があるのだろうと推測した。


( ´_マ`)「さておき…どうかしたんですかい?何か用事でも?」

( ゅωゅ)「んふふ、やはり鋭いお方ですなあ。実はですねェ…」

( ´_マ`)「ええ」


 続きをもったいぶる十オナ氏。
 ここらへんの間の取り方は、流石の一言である。


( ゅωゅ)「この夏にブーン系の祭…三国志が今年も開催されるらしいんですが、
       それに合わせて麻雀大会もやったら面白いんじゃないかと考えまして…」

( ´_マ`)「…!」


 なるほどな、と思った。

 麻雀大会を開催するなら、そのジャンルの現行を書いている私に
 話を持ってくるのが良いと考えたのだろう。
 また彼は、私が麻雀プロだという事を知っている。
 少しでもイベントを盛り上げるため、声を掛けてくれたに違いない。

 私はそう察するも、続けられたセリフは、予想の斜め上を行くものだった。


( ゅωゅ)「その大会を、麻雀世界さんの仕切りでやったら面白いんじゃないかなと」

( ´_マ`)「え、俺の仕切り…?」

( ゅωゅ)「どうでしょ?」

( ´_マ`)「…うーむ」


 私は一度、返答を逡巡して見せた。

 これまでの経験から、大会の主催というものが非常に面倒な事を知っていた。
 しかも今回は、ブーン系の世界における、ネット麻雀での大会である。
 正直言って、成功させる自信が無い。

 だが、しかし。
 これまで様々な活動をしてきた彼の方が、しんどかったに決まっている。

 それに加え、しんどいのは彼だけではない。


( ´_マ`)(めろんちゃんも頑張ってるもんなぁ)


 三国志の主催・めろんちゃん。
 彼については、ここをご覧の方々には説明不要だろう。

 ここ最近の、彼の投下やまとめ作業には目を見張るものがある。
 その熱意は誰しもが感じているだろう。 
 あまりブーン系に造詣の深くない私とて、それは例外ではない。

 なので彼に協力出来るのは、イチ作者としてもやぶさかでない所だ。


( ´_マ`)(頑張ってる若い子を見ると、つい応援したくなっちゃうのよね…)


 そんなオッサン臭漂う考えが浮かんだのはさておき。

 この数日は筆が走らず、ちょうど刺激が欲しいと思っていた所でもある。
 今回の呼びかけは、まさしく渡りに舟と言っても差支えないのではないか。


( ´_マ`)「…うん、やりましょうか」

( ゅωゅ)「よしきた!」


 少し間を置いて、私はそう返事をした。

 ブーン系界隈において麻雀を打つ人間がどの程度いるかなど、全く見当がつかない。

 それでも、人口が少ないなら今回を期にもっと普及させ。
 また多いなら、それだけの人々を楽しませるように励めば
 良いだけの話なのではないか。

( ´_マ`)(失敗をしたっていい。やれるだけやってみればいいんだよ…な)

 使い古された表現ではあるが、それが一人の普及者として出した結論だった。




 続く。









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三国志Zで麻雀大会が開かれるようです 第2話








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[ 2010/06/23 15:18 ] 麻雀 | TB(0) | CM(2)

雀ラインで活躍するおれが期待
[ 2010/06/25 15:10 ] [ 編集 ]

むねがあつくなるな
[ 2010/06/24 19:11 ] [ 編集 ]

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