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序 有名作者になる方法

無い。

んなもんは無い。

もしも貴方が現時点で有名作者ではないとして、これから確実に有名作者になり得る方法など一つもない。
同様に、面白い話を書けるようになる保証も、自分自身満足できる作品を書けるようになる保証も、どこにもない。

貴方も『絶対に稼げる方法』『月収百万円を達成する秘訣』などという怪しげなweb広告を見たことがあるだろう。
貴方はそれを信用するだろうか。たいていの場合はしないはずだ。
そして、そういう宣伝文句を信じる者は馬鹿である、と心の中で軽蔑したりもするだろう。

しかしその一方で、『小説を面白く書く方法』や『有名作者になる秘訣』を信じている者は多い。
どちらも同じぐらい疑わしい文句なのだが、なぜか物書き界隈の諸賢はこういう言葉に引っかかってしまう。

何故どちらも虚言であると言い切れるか。答えはこうだ。
『そんなもんがあったら苦労しねえ』。

現実、金持ちはいる。同様に現実、有名作者は存在する。
それはこのブーン系というちっぽけな物書きの素人集団枠においてもそうなのである。
そして、面白い話、人気のある話も、貴方の書いた作品以外を含めればそれこそ山のようにある。

しかしそれらを書いている作者が有名になるメソッドを心得ているかというと、ほとんどの場合そんなことはない。
大抵の作者は『たまたま好きなように書いた作品』が『たまたま人気になって』、『たまたま評価されている』。

貴方はこう思うだろうか。
「俺だって好きなように書いている。それなりに苦労もしたつもりだ。
 なのになぜ、俺の書いた作品はアレとかコレのように評価されないのだ?」

むろん、致命的な欠陥がある場合もある。
例えば作品の核心部分が使い古されたアイデアだったり文章力の根本的な欠如だったりその他いろいろ。
しかしそれだけが理由ではない。人気や有名の大部分は『たまたま』によって成り立っている。

貴方には『たまたま運がない』のだ。

昨年私はこの三国志Zの前身である三国志で最多投票数を獲得し、優勝した。
三ケタを超える作品の中の頂点に立ったわけである。ふふんどうだすごいだろ。

しかしそれだって『たまたま』である。

この世にはプロの物書きを志望する人間が今なお溢れかえっている。
彼らをサポートするための指南書も多数発売されている。素晴らしいビジネスモデルだ。

そして物書き志望の人間たちは、まず形から入ろうと、そういう本を買い求める、或いは買い漁る。
例えば、私だ。私は数年前にそういう指南書を八冊ほど購入した。馬鹿にならない金額だった。

私はそれらを全て読破した。だがそれらが今何かの役に立っているかというと、そんなことはない。
何故なら、指南書の最後にはほとんどの場合こう書かれているからだ。

「ここまで読んできたことをすべて忘れ、自分の好きなように書きなさい」

こんなひどい話もない。全裸でケツ穴にバイブを突っ込まれたまま繁華街に放り出されたようなものだ。
にっちもさっちもいかない。しかし現実、指南書の著者にしたってそうとしか言えないのだから仕方ないのである。

そう、プロの作家や批評家である彼らでさえそうなのに、高々一素人の私に『方法』を語れるはずがない。
何故なら、この世のほとんどは『たまたま』で成り立っていて、小説の書き方も多分に漏れないのだから。

貴方が面白い小説を書けないのは、たまたまである。
貴方が有名作者ではないのは、たまたまである。
貴方が不細工で、童貞で、幼馴染がいなくて、三次元に生まれ落ちたのも、たまたまである。

たまたまの神様はかのごとく依怙贔屓をする。どうしようもない。

ここで便利なセリフを紹介しよう。

「人気とか、有名とか、そういうのに拘らなくてもいいじゃないか。
 みんながみんな、好きなように書いて好きなように発表すればいいんだ。
 肩の力を抜いて、もっと気楽に考えようぜ、どうせ趣味のお遊びなんだから」

このセリフに元気づけられる作者もいるに違いない。しかし私はあまりこの言葉が好きではない。

何故なら現実問題として、こういうことを口走るのは大抵、すでにある程度人気を得ている人物だからである。
そういう人がこういうことを言うと痛烈な皮肉以外の何物でもないのである。エジソンのあのセリフと同じだ。
受容者の立場にしてもそういう似非楽園には悪い未来を予期してしまうのだが、この際そっちはおいておこう。

誰だって表現している以上、好きなように書いて人気がほしいのである。面白い、と言われたいのである。
それも今でいう『支援』や『乙』ではなく、独創的で、受容者の表現技法さえ受け取れるような豊饒な言葉で。

そりゃまあ、好きなように書けるのはいいことだが、人間の欲望には限りがない。
好きに書ける土壌ができたら、今度は地位や名声が欲しくなってくるものである。

ちなみに私はブーン系作品を投下しているときに金、報酬が欲しい、と思うことがよくある。
これは私自身の内的基準において、ブーン系における地位や名声への欲望がすでに満たされているからだ。

前置きの記事にしては長くなってしまったので、そろそろ締めようと思う。
最後に、私の連載方針について、些か書いておきたい。

タイトルは上記の通りである。

しかしながら、有名作者への道筋を私は冒頭で否定してしまった。
だからといってこの連載を終えるわけにもいかないので、やっぱり私は私なりに考え付く限り、
ブーン系で有名作者になれる方法、三国志Zの投票で一位を獲得するための秘術を書いていくことになる。

ここまで読んできた方ならわかったと思うが、大体において私の文章は回りくどい。
読むのがめんどくさいし、何のユーモアもない。素人のくせに居丈高である。
しかし連載ロゴのイラストの( ゚天゚)が居丈高なふるまいをしているから仕方ない。

また、こういう所謂『ブーン系講座』はすでにありふれているジャンルといっても過言ではない。
なので、何らかの工夫をすることになる。例えば、様々な暴露や具体的な追及などにおいて。
そのあたりは次回以降の連載に期待していただきたいと思う次第である。

ちなみに、今年度の三国志Zには私は参加しない。
何故なら、『一度獲った天下に興味はない』からである。

逃げてない。逃げてませんっ。

それと、一応自己紹介をしておく。
旧酉◆xh7i0CWaMo、新酉◆FeIP505OJ.。通称は天国である。
これまでに何を書いてきたかはこちらをご覧になっておいてほしい。

前回三国志で優勝した作品は、『(   )(   川イヤホンの子どもたちのようです(    )』である。念のため。

では最後に、本記事のまとめをしておく。
これは長ったらしくて読むのも嫌になる私の記事を毎回一行でまとめておくものである。

今回諸賢に覚えておいてほしいのは、

『有名作者になる方法はない』

この一点のみだ。

以上。

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